2010年1月20日水曜日

簡易WebアプリケーションサーバとしてGoogle App Engine SDKを使う

Webアプリケーションを作る
Webアプリケーションを作りたい、もしくは作る必要ができた時どうするでしょうか?
ApacheなどのWebサーバとPHPを用意して、場合によってはTomcatなどのアプリケーションサーバをインストールしてアプリケーションを配備する。あとDBサーバも欲しいからMySQLもインストールする。。。などなど。結構な下準備をする必要があります。
もちろんそういった環境があらかじめ整ってるかもしれません。でも、ちょっとしたWebアプリのアイディアが浮かんだ。たまたまネットブックを持っていたのでちょっと試しに作ってみよう。なんていうシチュエーションの場合はどうでしょうか?
まずはApacheを入れて、なんていうのはじれったいですよね。

Goolge App Eninge SDKを活用する
そこでGoogle App Engine(以下、GAE) SDKの登場です。やや、話が飛躍している感じはしますが続けます。 GAE SDKには以下のような特徴があります。
  • GAE SDKはインストーラが付いていて簡単インストールできます。
    (Python 2.5.xをあらかじめインストールしておく必要がありますが、Pythonもインストーラで簡単にインストールできます。)
  • SDKにはWebサーバがついています。(デプロイしたあとにhttp://localhost:8080/でWebアプリにアクセスできます。)
  • 作ったアプリケーションはコマンド1つで簡単にデプロイできます。
  • GAEのDBであるDatastoreもローカルでシミュレートしている。
あとはWebアプリのコードを書くだけ、という環境がPythonとSDKのインストールだけで用意されます。インストールにかかる時間はそれぞれ数十秒です。
あとは自分のアイディアを形にするだけです。

GAE自体の特徴や活用方法はいろんなところで見かけるけれどSDKに注目したエントリは無いような気がするので書いてみました。僕はPython版しか使ったことがないのでPython版を。また、SDKのバージョンは1.3.0でWindows版を前提にして書いています。

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