2013年7月21日日曜日

読書感想 - レバレッジ・リーディング

Kindle Paperwhile 3Gを買ってからというもの本を読む習慣が再燃しています。
この、レバレッジ・リーディングも一度は図書館で借りて読んだのですが、突然読み返したくなってKindle版を購入して読みました。
再読しても気づきの多い内容で、ビジネスパーソンは読んで損は無いと思います。

レバレッジという言葉はウィキペディアによると以下のような内容です。
レバレッジ(英語 leverage,gearing,levering)とは、経済活動において、他人資本を使うことで、自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率。
原義は「てこ(レバー、lever)の使用」。レヴァレッジ、リバレッジなどカナ表記はいくつかある。レバレッジ効果、レバレッジ率などとも。ギアリングと呼ぶこともあるが趣旨は同じである。

つまり、本という他人資本を「てこ」にしてリターンを増やそうという内容です。
いくつか印象に残った言葉を引用します。

1500円の本1冊から得た知識は、100倍のレバレッジが効いて、およそ15万円の利益を生むのです。
目的を持って本を選ぶ
他人の成功体験にレバレッジをかけるのが目的
レバレッジリーディングは読書ではない。投資活動だ。

「どんな投資より確実な投資は自己投資である」ってドラクエでいうと、”敵にボミオスかけるより、自分にピオリムかけた方が確実だよねということだろう”なんて思いました。

文体もやさしくて読みやすいので、なんか行き詰まってるなぁという人にはおすすめできます。

余談ですが、Kindleってハイライト機能(たぶん本に蛍光ペンでマーカー引く行為と同じ)があるんです。で、「◯人がこの箇所をハイライトしてます」って表示されてソーシャル感ある読書が楽しめます。そのハイライト箇所が僕と全然違うんですよねw この本でいうと有名な人のありがたい言葉の部分にばかりハイライトされています。もうちょっと実践的な箇所にハイライトすればいいのになぁと思いました。この本がせっかくレバレッジ・リーディングという本なのだから。

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