6/2 Google Wave BOFがありましたので友人と参加してきました。
BOFの感想 - カラオケボックスでやったよ
会場がパセラというカラオケボックスのパーティールームということもあり定員の40名がひしめきあうような状態でしたが、ほどほどの距離感で会話しやすい感じでした。有志の方が電源タップを持ってくるなど協力的な雰囲気も良かったです。それにしてもMacユーザが多いです。
やったことは以下のような感じ。詳しいことは後述のリンクで主催者a2cさんのページで。
- Waveの基本的な使い方
- Waveのバグ・Tipsについて
- Botの紹介
- Gadjetの紹介
リンク
■イベントの参加申し込みページ
Google Wave BOF : ATND
■主催者のa2cさんのブログ
wave BOF まとめ - a2c.get.diary
Waveの感想 - ターゲットは誰なの?
ターゲットユーザが誰なのか正直いまのところ分からないなぁというのが本音です。コラボレーションしている人たちみんなの画面でリアルタイムに文章が編集されていく様とか、編集履歴がぜんぶ残るとかすごいな、おもしろいなと思うのですが、じゃあどうやったら”いい”使い方になるのか?という疑問に答えが出せないのです。この疑問を解消したくて今回のBOFに参加したところもあるのですがその答えはいまだ出ずというところです。BOF参加者の方からもどういう使われ方をするものなのか?という質問が出ていました。
分からないなりに考えてみると、”すでにコミュニケーションをとったことがある人同士で何か共同作業をする”ということには使えるんじゃないかと思います。小さなプロジェクトとかで。言動に気をつけなければならない間柄で使うのは難しそうです。なにせ編集しているそばからリアルタイムでコラボレーション相手に文書が見られてしまうので。時間差攻撃的なテクニックの作業には向きません。
また、Waveは新たな人同士のつながりを産んでくれるものというわけではなさそうです。TwitterのようなマイクロブログやSNSでは無いです。違うものです。これは断言できると思います。Twitterほどのオープンさは無いし、何か作業を通じて人とのつながりをサポートするツールでは無いです。
Waveサーバーはオープンソースであるとのことで”Googleとしては大枠作ったから欲しい機能とかセキュリティとか細かいところはみんなで作ってよ!”というGoogleからのメッセージとして受け取ればいいんじゃないかという発言もBOFではありました。Goolgeとしてもこれだという使い方は見えていないのかも知れません。見えていないのがダサいとは思っていません。むしろ使い方は使い出してから決めるという姿勢に僕は賛成です。これからどういう風に使われていくのか、ということにとても興味のあるアプリケーションです。
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