Twitterがもっともっとやりたくなる本
Twitterは7つの習慣でいうところの第4領域に入る行為だと思っていました。
つまり単純に余暇を楽しむツールということです。人生においては第2領域に入る行為を優先すべきなのでTwitterにかける時間を減らそうと思ってた矢先、この本を読んでしまって以前よりTwitterにかける時間が倍増してしまいました。そう、Twitterはとてもオモシロイのだ!
著者は津田大介さん。ご本人もTwitterを使っている人。「tsudaる」の津田さんです。
職業がジャーナリストということもあってかジャーナリズムにおけるTwitterの立ち居地とかに深く突っ込んで書かれています。
第1章 Twitterの生い立ち
なんか最近Twitter流行ってるけどなんでだっけ?っていう疑問が解消されます。
Twitterの6つの特徴は「1:リアルタイム性」「2:伝播力が強い」「3:オープン性」「4:ゆるい空気感」「5:属人性が強い」「6:自由度が高い」があると紹介されているのですが、読むとなんとなく理解しているようなTwitterの特徴が府に落ちる感じで理解できると思う。
個人的に気づきがあったのは検索もリアルタイム性であるということ。これは意識していなかった。Googleはページランクという考え方で検索結果がソートされてしまうけれど、Twitterは新しいほど上位に表示される。つまり情報の鮮度順ということ。
第2章 筆者の使い方、tsudaる技術
どうやって津田さんがTwitterにハマっていったかが書かれててTwitterをやるスタイルの参考になるかも。
この本でよかったことは「tsudaる」技術が解説されてい点。tsudaりたい人は必読。tsudaるためのマナーとか心構えとか。津田さんは非常に真摯な態度でtsudaっているということがうかがえて好感が持てました。
第3章 ジャーナリズム、政治、ビジネスとの関連
Twitterがジャーナリズムにどういう影響を与えていくのか?メディアはいままで情報を囲っていることに優位性があったけれどTwitterによって情報がすっぱ抜かれてしまう状況になっている。既存のメディアはそのすっぱ抜かれた情報を裏取りしてちゃんと報道していかなきゃならない。裏取りされていない情報を「0.5」とするとこれらを正確な情報として「1.0」にする機能を担うようにしなければ、などなど。
この章を読んでいて感じたのはTwitterが社会に対する大きな力を持っているということ。
対談 勝間和代×津田大介
現実世界ではコミュニケーション下手だけどTwitterでは人気なんて状況になっても最終的には淘汰されてしまうでしょうという厳しい意見が飛び出している。140文字だから難しいのか。ビジネスで使うならまずはblogがちゃんと書けるようになってからやりましょうともアドバイスが。Twitterってはじめる敷居は低いかもしれないけれど、140文字に収めて情報を発信していくという難しさが実はあるんだということに気がつきました。
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